これがウワサのFreescale社 "DEMO9S08QG8"という評価ボードのパッケージ。いったい何者なのかはそのパッケージからはまったく想像ができない。微妙に市販品っぽくない、さすがはDEMOボード。

中身はマイコンの載った基板とCodeWarriorのCD-ROM、そして何枚かの英語のドキュメント、USBのケーブルが入っていた。いったい何ができるのか、どうすればいいのかなんて情報は一切無し。男の玩具仕様である・・というか開発用である(^_^; よぎる不安。
今どき持っている人すら少ない3.5inchフロッピーディスクとの大きさ比較。裏面にはFreescale社のロゴ。ソケットがあって将来的に拡張基板がつながる予定らしい。

組み込み用PC基板のようにも見えるが、はてさて、これで何ができるのか。
基板をよく見てみる。

一番目立つ正方形はマイコンではなく、USBのコントローラ。マイコンでUSBが使えるのではなく、PCにUSB接続してデバッグを行うためのコントローラだという(^_^;

マイコンは右側中央の16本の足がついた長方形のICがそれ。10MHz/512Byte RAM/8MByte FlashなCPUだ。昔の8bitパソコンがZ80/4MHz程度だったことを考えると十分に速い。メモリはどうなんだろう(^_^; 検討がつかない。

遊べるインターフェイスが左上に集まっている。ボリュームと光センサと2つのスイッチ、そして2つのLEDだ。右下のコネクタはシリアルポート。

さてー。マイコンというものはいったい何をするものか。BASICが動いていたような昔の8bitパソコンを連想していると間違いなくハズす。なにしろ画面もキーボードもつながらないのだから(^_^; 門外漢の私に優しく教えてくれる方がおりました。「16本ある足に流れる電流をプログラムでON/OFFさせる事により、その先の電子回路をコントロールするんだよ」・・ なるほどー (^_^;