高速回線や他のPCがない場合のインストレーション USB CD-ROM と CF を使っての NetBSD 1.6 インストール 準備するもの ============ - MicroPC (USB CD-ROM boot可能な BIOS) - PS2 Keyboard, Mouse - USB CD-ROM - CF - RedHat Linux 7.3 CD-ROM USB CD-ROMより起動、インストール可能 - NetBSD 1.6 CD-ROM USB CD-ROMより起動不可能、インストールは可能 アイデア ======== NetBSD 1.6は USB CD-ROMからbootはできない。bootableなNetBSDインストーラ入りCFをつくればOK。 そのインストール用CF作成の為に、インストールが簡単なRedHat Linuxを利用する。 手順概略 ======== 1) USB CD-ROM より RedHat Linux のインストーラを起動 2) 内蔵HDにとりあえず、Linuxをインストール 3) CFをセットし、内蔵HDよりBoot 4) USB CD-ROMドライブにNetBSD1.6のCD-ROMをセット。CFにインストーラをコピー 5) CFよりboot 6) USB CD-ROMより内蔵HDにNetBSDをインストール 手順詳細 ======== 1) USB CD-ROM より RedHat Linux のインストーラを起動 - USB CD-ROMドライブにRedHatのCD-ROMを入れる。 - MicroPCの電源を入れる。DELキーでBIOS画面に移行。 - BIOSの値を変更。 * BIOS FEATURES SETUP → - Quick Power On Self Test : Enable - Boot Sequence : USB-CD, C * CHIPSET FEATURES SETUP → - USB Controller : Enabled - USB Legacy Support : Enabled * INTEGRATED PERIPHERALS → - Video Memory size : 4.0M - Flat Panel Status : Enabled (各自環境に合わせてください) - Flat Panel Resolution : 800x600 (各自環境に合わせてください) - Saveしてquit 2) 内蔵HDにとりあえず、Linuxをインストール - USB CD-ROMよりRedHat Linux をインストール  CFを作るためだけに使うので適当にインストール(1時間ほど) - インストール完了後、一旦 電源OFF 3) CFをセットし、内蔵HDよりBoot - CFを挿入し、MicroPCの電源を入れる。DELキーでBIOS画面に移行。 - BIOSの値を変更。 * BIOS FEATURES SETUP → - Boot Sequence : C only - Saveしてquit - 内蔵HDにインストールされた RedHat Linuxが起動 4) USB CD-ROMドライブにNetBSD1.6のCD-ROMをセット。CFにインストーラをコピー - rootにてログイン - USB CD-ROMドライブにNetBSD 1.6のCD-ROMをセット - インストーラをCFに作成する # mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt # cd /mnt/i386/installation/floppy # dd if=boot-big.fs of=/dev/hdc # halt - 電源OFF 5) CFよりboot - MicroPCの電源を入れる。DELキーでBIOS画面に移行。 - BIOSの値を変更。 * BIOS FEATURES SETUP → - Boot Sequence : D, A, SCSI - Saveしてquit - CFにインストールされた NetBSDのインストーラが起動 6) USB CD-ROMより内蔵HDにNetBSDをインストール - インストーラに従ってインストールしてください。 内蔵HDにあるLinuxは壊してもかまいません。 インストール元には CD-ROMを指定してください。