第九回 美味しいお酒を飲もう会 2003

盛岡の芳本酒店さんの会は、招待状に「飲み過ぎの人は退場あり!」という忠告があることで有名(^_^; な、だけではなく神社での会と言うことででも有名になりました。 かくいう私も、この会にはまってしまい、わざわざ遠く仙台から来てしまうわけですね〜。
場所は盛岡城跡の隣、桜山神社。桜にはまだ早い4/5。ちょっとだけ肌寒い温度は「燗酒もあるぞ〜」な会にはうってつけ(^_^)
会場付近には芳本酒店さんだけでなく、じゃじゃ麺で有名な白龍(パイロン)、そして気になるたい焼き屋さんがあります。今回は時間が無くてどっちも攻められませんでした(^_^;
早めに到着してぶらりと歩きたくなる場所です。
いよいよ会の始まりです。「旨い酒を楽しんでいってください。」

蔵元さんはご自慢のお酒を持ち寄ってくださいました。
会場中心のローテーブルに着席スタイル。周りには蔵元さんのテーブル。座る間も惜しんでぐるぐるまわります。

このお弁当、おいしかったです。お酒を楽しむ会などではあまりお料理を食べない私ですが開始早々ぺろり(^_^)

この会の特徴でもある利き酒コーナ。この会へ出品された酒が全部ここに並びます。気に入ったお酒があったら蔵元コーナにいきましょう。このシステム素敵です。

「乾杯のお酒はお気に入りのお蔵さんからどうぞ」の声にまっ先に向かったのは、我らが「愛宕の松」ブース。「全部順番に飲むので、選んでください」と私がお願いすると、まずは純米からいきましょうとゆっくり注いでくれる。「*ササニシキ*の純米です」と新澤さん。「*ササニシキ*ですね」と私。その間わずか数秒。テレパシーが飛ぶ。『やりましたね、新澤さん』『自信作なんです』。
順番にいただいた中で、私の好みは「愛宕の松 特別純米ササニシキ」「愛宕の松 本醸造 生」。そしてちょっと若いけど「伯楽星 純米吟醸」。
今年もまだまだ悩み多き蔵元さん、じゃんじゃん味が進化してます。2003年味を楽しみましょう。

今回の会のお手伝いをと白石から駆けつけた丸秀酒店さん、なぜか神亀ブースに。巧みな話術でお客さん、特に女性が集まる・・。おかしい、神亀はそんなに女性にウケるお酒では無いはずだだだ。恐るべし、丸秀酒店(笑)

すばらしいと思うシステム第2弾。各蔵元さんのブースに準備されたガスコンロと鍋。 暖めると味が変わると皆さん感動。日本酒の幅と奥行を再発見。
宴もたけなわ、お酒を紹介する蔵元さん。
それを全身で受け止める参加者。どんどん楽しさはエスカレート、会場はヒートアップ(^_^)

どさくさにまぎれて「田酒 斗瓶」にぬる燗をつけている人 発見っ(笑) これ、やってみてくださいとこっそり私に耳打ち・・。なにぃ〜そんな美味しいことをっ! (笑)

かと思えば、こちらには「みつくりの里」の杜氏さんがプライベートで遊びにいらっしゃってました。南部杜氏なんですね。みつくりの里に来て19年なのだそう。その前には仙台の天賞にいらっしゃったとか。

 

愛すべき先輩登場っ! 芳本さんのたしかに先輩なのだとか。やっぱり会を盛り上げるのは強烈な個性ですね。 人材にも恵まれている会なのです(^_^)

で、とうの芳本さんと息子さんはちょっとお疲れモード。はぁ〜。
お疲れ様です。

私はラストスパートで古酒コーナに走ります。

相変わらず旨い、安定した実力を持っているなと思ったのは「菊の司」「田酒」。旨さを再認識した「黒帯」「神亀」。初めていただいた「神亀 純米吟醸 小鳥のさえずり」に一本!
「月の輪」はさらに旨くなりましたね、まさに現在主流な味。「豊盃」はこの会で飲む味と市販の印象が違うんですよね〜。なぜだろ? この会で飲む豊盃の方が俄然 旨い(^-^;

「日高見」は最近 飲み比べたので今回は見送らせていただきました(^_^; 「南部美人」の旨さはいわずもがな。 まだまだ美味しい酒がいっぱい、全然飲みきれません。

シメは丸秀酒店さんと立ち寄った「蘭々」の担々麺。担々麺の新解釈かと思う「赤タン」は辛いながら非常にあっさり。これは飲んだ後に嬉しい。
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