ひろや食堂


久しぶりに新しいラーメン屋を開拓いたしました(^_^)
というかここは「ひろや食堂」、食堂ですね。食堂のいろいろなメニューの一つとしてラーメンがあります。山形の古くからのスタイルらしいですね。そば屋にラーメンがある、食堂にラーメンがあるというスタイル。そんな、何も飾らない、何も肩に力を入れてない、毎日おいしい食事を出せるようにと考えている、そんな普通の「食堂」の雰囲気です。客層は地元の方々。家族連れあり、高校生がまとまって学校帰りに、おじちゃん、おばちゃんでにぎわっています。場所は山形駅の西側、山大生もなかなか訪れないディープ山形です。
今回、私がここを訪ねたのは「手打ちの麺」が食せるからなのだ。自家製麺をうたうお店は多数あるが、手打ち麺を出すラーメン屋は私のテリトリーでは1件、喜多方にあるだけだ。なんとも嬉しいことだ。


まず、ラーメンを頼む。「温かいの?冷たいの?」とまず聞かれた。なるほど山形、冷たいラーメンはもう普段の生活に溶け込んでいるのか。「温かいのを」と答えると、「手打ちの?」と聞かれた。ちょっと山形のネイティブ撥音で聞かれ、とっさのことだったので聞き返すと「太いやつかい?」と言い直してくれた。「はい手打ちで」と答えた。味噌ラーメンを頼んだ客にも同じ質問をしていたので、「醤油/味噌」x「温かい/冷たい」x「手打ち/not手打ち」=8通りのバリエーションがあるらしい。メニューの木札は2枚「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」だけなのに。恐るべし。

で、そのお待ちかねの麺は・・おおおおお〜っ不揃い〜(笑)手打ちだからってここまで不揃いにする必要ないじゃんかと思うほどに不揃い。歯ごたえしっかり、表面つるつる麺で、部分的に(端っこ)は「すいとん」っぽい部分も(笑)でも、これがいいのだ。いや〜っ どことも違うし、これが特徴。悔しくてもお店の策略にはまっちゃいましょう! 「手打ち麺万歳!」 味は、生醤油感が強い、煮干風味のあるスープ。醤油感がまっすぐ出すぎているので、もう少し複雑にしてもいいかなという感じだが、手打ち麺でやっつけられいるので、そんなこたぁ〜どうでもよいことだ(笑)



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