世間によくある芋煮会の風景
今回は山形大学卒業生が多く含まれる謎団体の芋煮会(しかも一泊^_^;)をご紹介。場所が那須だったりするのはご愛敬ですが、大まかな芋煮会のフローについてはたいして変わらないのではないかと思う。学術的に言えば、山形県
村山風の芋煮のカスタムバージョンってな感じに位置する鍋を作る、芋煮を愛して愛してやまない者たちの集まりだ(皆、手に技を持つ一界の技術者として活躍中)。
まず、食材の準備だ。里芋をむくべし、脇をしめてむくべし、むくべし。山形や仙台ではやらない作業だ。だって、地元じゃ「洗い里芋」というあらかじめ皮がむかれた里芋が売られているのだから(^_^)
薪だって自己調達だ〜っキックで割っちゃえぇ〜っ。ってのも普通はやらないけど、今回は薪の差入れかあったので、割るのも自力(笑)
里芋同様、山形や仙台ではコンビニで薪 売っているからね、調達には苦労しません (^_^)
お湯を沸かします。火をつけるのは男の仕事。薪なら着火剤なしで行けます。新聞がチョイとあればいい。長年の経験では「うちわ」は最重要アイテムです。あおぎまくればあっと言う間に火がつきます。男をあげるべし!!(あがるのか?)。
鍋は直径30cmほどのアルマイト鍋があれば十分ですが、これまた山形、仙台ではスーパーなどで貸し出しもあるので楽に入手できます(^_^)
お湯が沸いたら、里芋投入、牛肉、ネギ(これは最後に)、しめじ、こんにゃくを投入。灰汁は取ります。酒、醤油、砂糖で味付け。肉ジャガの一歩手前のような、ちょっと濃厚な感じがうまいっす。
はーい出来上がり、みんなでよそって食べます。写真ではコップに入れてますが(^^; 実際は違います、この場合だけです(笑)
具が一通りなくなりましたら「うどん」を投入します。芋煮の後の煮込みうどんはうまいんだ、これが。舌が旨いと言うんじゃない、魂がうまいんだよぉ〜。
ここまではフツーの芋煮。ただ、達人はこれでは満足しない。ここ謎団体では「さんまのつみれ」を入れる。その早朝に魚市場でゲットした新鮮なサンマをごりごりするのだ。男を発揮するのだっ!ちなみに写真の彼、ゴリゴリ歴10年の強者だ。
以上がどこでも一般的に見られる芋煮会の図。次回はチャンスがあれば地方による芋煮の違いなどを追ってみたいと思う。お楽しみに。
うーん、女の子も参加していた気がするんだけど、写真には残っていなかった・・残念。ほんとだってば(笑)いたよ、確かに。
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