左の写真を見てすぐ店の名前がわかったらかなりの米沢通と言えましょう(^-^;
つづけて飲み屋ネタで恐縮ですが、私の思い出の詰った居酒屋さんのお話です。
それは米沢市の平和通の一本北の通り、市民会館のすぐ近くにある店屋でした。
当時学生だった私たちに1次会には使わせず、2次会3次会にだけ使わせるような
*雰囲気*を持ったお店でした(どんなだ?)。ここちよい広さの店内は畳敷きに
コタツ、板の間に掘りコタツ式カウンターがありとても和める雰囲気がありました。
何と言ってもそこのお勧めは「チャンジャ」と「ます酒(住吉銀)」でしょう。チャンジャとは鱈の(内臓?)の塩辛だと聞いた覚えがあります。辛くて歯ごたえがある
食感は正に日本酒にぴったり。対する住吉は米沢近郊の川西、樽平酒造の酒。
辛口でありながら味わいと芳香が豊かな、樽の色をほのかにいただく純米酒。
この取り合わせ、まさにグレート!
その味を懐かしみ、ふらっと入ろうとしたその瞬間・・ !!
ち、ちがう!明らかに違う!違いすぎる!い、いや、むしろ別物!!
私は目を疑った。ほろ酔い気分の自分の頭も疑って疑って疑いぬいたっ。
私は「おもしろ半分」というお店の看板を期待していたのだ。こんな「十二支亭」
などというものは知らぬ、知らぬのだ。
どうも店をたたんでしまったらしい(;_;)
ふと昔を思い出す。店内で記憶を失ったり、喧嘩したり、吐いたり、救急車を呼んだり。それらが悪かったのか?それが店を窮地に追いやったのか?ならば代表して俺が謝るっ。だからもう一度チャンジャを食わせてくれ、3時まで飲ませてくれ〜えぇぇ(涙)
かくして、私は失われしチャンジャの影を追って仙台の夜をさまよっているのだ。
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