冬の米沢ツアー

冬の米沢ツアーにようこそ。このツアーは自称米沢のプロ(笑)のたけまるが企画する冬の米沢を満喫していただくプランです。お客様は妻と私の両親、そして愛犬ハナ。 普段お世話になっている家族へのささいなプレゼントです(コースの都合上、私自身へのプレゼントにしかなっていない部分あり ^_^;)。

仙台を9時頃に出発、山形を経由し11時半頃に高畠に到着します。ちょうど11:20開店の「ひらま」に到着。米沢ラーメンを自慢したい場合ここは外せませんぞ。雪深さにも驚いちゃいましたが、開店前に駐車場がいっぱいになっているのにもビックリ。頼んだのはいつもの中華そば。スッキリさっぱりのスープに強いウェーブのかかった中細で四角い自家製麺。ツルッとした喉越しも爽快そのもの。北海道出身で東京で働いていた嫁さんいわく「ラーメンじゃなくてソバっぽいよね」。そう、そのあっさり感がすばらしいのだ。麺はちょっと多めでお腹いっぱい。
次の目的地までは時間がちょっとあったので「高畠ワイナリ」で時間を潰す。 ワインの製造段階も見学可能ですがいまだにラインが動いているところを見たことがありません。でも、ここの目的は試飲なので問題ナシ(笑)主にジュースに近い甘いワインが試飲可能です。
今回のツアーの目玉。樽平酒造の蔵見学です。山形県の酒造組合では毎年蔵見学のスタンプラリーを行っていますが、今回それを利用し見学させていただきました。実は私はここのお蔵さんには毎年来ていたりします(^_^; あまり日本酒に興味がないという人でも、とても面白く見学が出来るお蔵さんだと思います。
米沢市の西隣、川西町にある「樽平酒造」は昔ながらのお酒造りを行っており、コクのある樽酒が有名です。
製造行程ではいまだに多くの昔ながらの木製の道具が使われています。写真は右上から洗米の行程、左がお酒の元になる「もろみ」を仕込んでいるところ、真ん中はもろみを袋に入れてしぼる行程です。で、圧を加えず自然に滴り流れてきたお酒を味わっている私です(笑)なんと山田錦40%大吟醸原酒でした。ラッキー。炭酸含みで暴れん坊、槽口の醍醐味です。このあと樽平のお酒をいろいろ利き酒させていただけたのでした。
その後、雪灯籠まつりを見るべく米沢に立ち寄りました。米沢の雪深さが分かっていただけますでしょうか(笑)旧ファミリーデパートの跡地は公園になっていて、今日はイベント会場になっておりました。滑り台などを作っているので裏面から見るとこんなに山になって見えますが(^_^; でも、本当にすごい雪だったらしいんですよ。お隣のポポロの天井が雪で抜けてしまったらしいんです。最上階にあった「コンピュータボウル」の屋根が落ちてしまったらしいです。右の写真にも修理用と思われるクレーンが見えます。
60年ぶりの積雪は雪灯篭まつりには吉と出たのでしょうか、凶と出たのでしょうか。外から雪を運び込む必要はなかったようですが、灯籠と作るためにいったん雪をどけたりと大変だったようです(^-^;
除雪がされているところは車道と歩道の間には雪かきのためにできた背丈ほどの雪の壁が見受けられました。圧雪だけのところは膝から腰丈ほどの小高い歩道になっています(笑)

私の両親とお嫁さん初公開っ(笑) ハナも初の米沢入りにはしゃいでいます。家族の写真はコンパクトカメラで撮っていますが、夕暮れが近くなってきて若干青みがかった雰囲気。肉眼での印象に近い感じです。このお祭の本番はこれから夜にかけてなんです。灯籠のロウソクに火がともされていき、夕暮れを待つ。そんな雰囲気がとても綺麗です。仙台に帰る都合上(実際には両親を仙台の実家に送りその後私の家に戻るので大変なのだ)、 点灯を前に米沢を離れるのでした。

「とろべこ鍋」も狙っていたのですが、旗はあれども鍋はなく・・残念。
ジャンクフード系、新名物の香りがぷんぷんする「米沢牛コロッケ」。キャラクタもよろし。ソース無しで美味しくいただけるように中味にも一工夫。「あじまん」とともに米沢の小腹系フードシーンを盛り上げるか!?

どうでした? 日帰りで楽しむ米沢冬のツアー。今度は米沢十湯の秘湯をめぐる夏のツアーなども計画したいですね(^_^)

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