第八回 蔵元と日本酒を楽しむ会 10月といえば「カネタケ青木酒店」さんとお客さんからなる「仙台吟遊会」主催の「蔵元と日本酒を楽しむ会」 です。今年は10/13(土)、仙台市民会館で行われました。私の参加はこれで2回目。仙台で行われる会でもっとも歴史が長く、規模が大きい。他の会に比べて参加者の年齢も高いのが特徴です。 |
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参加蔵は22蔵。10年前から有名なお蔵あり、現在まだ無名ながら(すいません ^_^;)実力のある蔵あり、熟成酒も焼酎もあるとても幅の広い会です。去年は全蔵制覇と意気込んじゃいまして具合悪くしましたので(^_^;; 今年はゆっくり目標をしぼっていきたいと思います。来年も来るでしょうし、近くでは来月だって別の会でお会いできるお蔵さんだってあるわけですから(笑)ゆっくりやりましょう。 この記事からデジカメが新しくなりましたので、今までのレポートスタイルと少し変わっています。お酒の写真が少ないですし、パノラマの写真もありません。酔っぱらいながらのデカイカメラはちょっと不自由ですね(^_^; |
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写真の混雑具合は十四代ブースということもありますが、全体的に混んでいるムード。同じお金出すなら出来るだけお酒に回したいという主宰者の配慮があり、会場はちょっと狭い市民会館であり、お料理は御弁当なのです、うむ。後から聞きましたが、この仕出し弁当、有名なお店のものだとか。 今年も藤原さんが壇上に呼ばれ、去年のきき酒選手権の結果をご報告。宮城県1位、全国3位 (^_^) 今だから分かるそのスゴさ! 今回も私が出席できたのも藤原さんのおかげです、ありがとうございました。私が「長期熟成酒」や「淡麗旨口」のお酒に目覚めてしまったのも全て藤原さんの*せい*と言っても過言ではありません(笑) |
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さて私、この会のスタートは「東北泉」からだと決めております(笑)なにはともあれ、会場に入ったら真っ先にここに並びます。今回は去年と場所が違ったので探してしまいましたが、目印はハッピを着た藤原さんです(笑) |
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東北泉さんに来ましたら是非やりましょう「佐々木勝雄」と「仕込み水」の飲み比べ。何たってこの会の副題は「仕込み水と美酒を利きあじわう集い」なんですから(笑) 蔵の敷地内の井戸から汲んだ鳥海山のやわらかいお水。佐々木勝雄はその水の味をそのまま感じる淡麗の旨口。手のひらで体温を与えてすすり、口の中で空気と混ぜてください。この水あってのこのお酒があると思える瞬間です(^_^) 出品酒の斗瓶違いだとか・・至福なり。 今日の東北泉は熟していて旨いと思いました。 自分では春や初夏に買うことが多いのですが、俄然 秋ですね。うん、これから秋に買うことにします。 |
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ここ数年人気がある「飛露喜」さん。去年は「くらのわ」とこの会でお会いしており、顔も覚えていてくださった様子(^_^) お話を伺いながら全種類をいただいてきました。「去年までと味の出し方が変わってきたと伺いましたが」の質問に「そういうつもりはないのですが、種類を増やしましたので」とのこと。去年は「特別純米 五百万石」「山廃特別純米 亀の尾」ともに無濾過での出品。今年の五百万石は無濾過ではないためか多少さらりとして心地よくなった印象。無濾過の爆発力は「山廃仕込 山田錦無濾過」に継承されていました。「泉川」という純米吟醸は飛露喜の綺麗版。絶妙なバランスを保っていて旨い。普通の人にはこちらを勧めますね。で〜 今年の大本命は「特別本醸造」じゃないでしょうか、これうまいですよ。私の「旨い本醸造」史に残る一品(笑) 盛岡の酒屋さん「芳本酒店」さんの写真を撮り忘れた〜と思ったら、ちゃんと写っておりました(笑)来月遊びに行きますね〜。去年は南部美人さんのブースにいらっしゃったのですが、今年は普通のお客さんとしての参加とのこと。 |
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ちょっとダンディな「くどき上手」さん。今年が初参加のようです。去年、「羽州山田錦48%」というお酒で「くどき上手旨い! 再度見直さねば」と思っておりましたので、絶好のチャンスでした。 残念ながら今年の羽州には去年ほどの感動はありませんでしたが、やっぱり山形の酒を語る上では外せないお蔵さんです。香りと滑らかさで言えばピカイチです。「出品大吟醸斗瓶囲 命」「純米大吟醸10年古酒」はすんげー旨いのが当たり前としても、雄町の純米吟醸(ノーマル品)でもかなりの旨さ。 4蔵目、最後に訪れたのは「出羽桜」さん。私の周りでは出羽桜さん軽視傾向があるのですが(^_^;; 私はきちんと注目していますよ(笑) |
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フルーティーな吟醸酒で紹介されることが多く、その点で好きか嫌いか語られているお蔵さんですが、私の目のつけどころは熟酒。なかなか扱っている酒屋さんはないのですが、そのフルーティな吟醸酒を低温で熟成させた「淡熟型の古酒」がある。そんなお蔵さんが作るお酒が美味しくない訳がない! という思い込み120%で調査中なのです。 これからのシーズンといえば燗酒ですが燗酒と言えば「本醸造 三年大古酒 枯山水」は絶対外せません。雪山キャンプにだって担いで行きます(笑)ブースを見てみればちゃんと燗つけマシーンがあるじゃないですか(^_^)/ さすがは出羽桜っ! 「おにーちゃん、これ飲んでみるか?」とおじいちゃん。普通のお客さんだと思いますが・・出してくれた燗酒は今年の金賞受賞酒だという。くーっ、分かってるね、おじいちゃん。プロの酒飲みに違いねぇ。 |
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っと、なんと今年は4蔵回ってゲームオーバー。今回はまわるお蔵を限定して・・という作戦でしたが、限定しすぎだったかもしれません(笑) |
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