天明 |
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*その筋*に詳しく、行動力があり、マニアック。それでいてお茶屋の若だんなであり、2人のお子さんの父ちゃん。結局、一言でいえば 愛すべき呑んべ(^_^) |
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到着して、さっそく蔵座敷に通される。蔵主夫婦とご近所で6年程前からご一緒にお酒を提案・紹介されてきた「五の井商店」さんとお酒を利かせていただく。 米沢日本酒部会のみなさんの雰囲気は大変心地よい。朝ラーでひっかけてきたルービーの酔いではないだろう。理屈じゃない純粋なる呑んべ、理屈じゃないから開けてしまう心(^_^) 愉快。 |
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「教えられません」それは私が酵母をうかがった時にいただいた返事。地元産五百万石にはこだわりが? 使われているお水は? やつぎばやに伺う言葉に奥さんが割って入った・・「スペックではなく造りなんです」。 |
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「恐縮ですが水だって水道水が元なんです。さらに濾過などはしていますが。この辺は井戸を掘ってもいい水が出ない・・」と続ける。いやこの水、十分美味しいですよ。奥さんのおっしゃっていた「造りで見てください。」という言葉が口に含んだ中硬水とともにしみ入る。 |
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ずら〜っと並ぶ見たことのない「天明」の瓶の前で、とりあえずシメの記念写真。あれれ〜っ、何その白衣。みんなマイ白衣を持ってる!! うらやましー(笑) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
蔵内の雰囲気は坑道のよう。細長く仕切られているイメージだ。蔵人さんは蔵元御夫婦と地元から4人の計6人とのこと。このシーズンはもう造りが終わっているので4人でやっています。 ああっ、麹蓋発見。聞くところによると大吟醸クラスは麹蓋を使うとのこと。 |
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造りは少し増えたのだそう。「っと言ってもタンクで1本くらいですよ(笑)」650石ほどとのこと。 「この梁の綱は、今 袋を干してますが、私が始めて来た頃から張っているんですよ」とおじいちゃん蔵人さん。 |
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もともとは醤油づくりをしていた醸造所がお酒も造りはじめたという。「蔵の歴史を示す資料は残っていないんですが、梁に書いてある記録からすると築100年ほどにはなります。」「昔は梁は新潟、屋根は会津といわれていたんですよ。これも新潟の大工さんが書いたものです。」 しぼりは全量、槽でしぼります。歴史を感じる槽ですが、内側はステンレス槽にリニューアル。良いです。 |
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冷蔵庫を増築中。見た目はロッジかコテージか。やはり無濾過生原酒は冷蔵庫が命。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お蔵さんの飼い犬かと思ったら、なんとお隣の犬。この形のまま固まったままこちらを凝視(^_^;
最後に全員で記念写真ぱちり。 ブレイク前夜な予感ひしひしのお蔵さんでした。お酒を造る方の姿勢というのはお酒に現れるのですね、とまた一つ発見しました。 |
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