板坂茶舗

米沢に良いお茶屋さんを発見しました! 早速ご紹介せねばなりますまい。
日本酒にどっぷりとはまってしまったのが山形の「もとさかや」さんとの出会いでしたが、つい最近 日本茶に興味を持ちはじめたころに出会ったのが今回ご紹介する「いたさか」さんでした(^_^)

いたさかさんとの出会いはTakemaru.comの掲示板。日本酒好きのいたさかさんは、もとさかやさんのWEB経由で遊びにきてくださったのでした。 お友達と一緒に毎月お酒を楽しむ会をされているそうで、私も去年末 仙台から一泊で参加させていただいた(^^; ことはすでに報告ずみです。これまた愉快な方でした。
家に帰ればお茶屋さんの若旦那さん。奥さんもいらっしゃいますし、お子さんもいらっしゃいます。夕べ一緒にどんちゃん騒ぎしていた方とは違って見えますから不思議です(笑)

最近お茶に興味があるんですと伝えたところ、お茶について熱っぽく語っていただけました。印象に残ったのは「日本酒と日本茶は似ている」「日本酒は斜陽と言われていたが復権をとげた。日本茶はその後を追いかけているように見えるが復権できるかは私たち次第」というお話。やっぱり日本酒業界でもお茶業界でも若旦那さん/奥さんが熱い。自分の仕事について熱く語るというのは格好良く、うらやましい。
そんなお話をうかがいながら、きちんと入れていただいたお茶をいただく。普段飲みの煎茶と品評会用の玉露。頻繁にうつして冷ましたお湯で入れたお茶はかなりぬるめ。普段飲みの煎茶ですら柔らかく若干甘く感じる。小さい急須にぎっしり玉露。湯冷ましを何度も行いゆっくりお茶を出す。玉露はガブ飲みするお茶ではない。注がれた少量を口中にとどめて味わう。ひたすら濃く、柔らかく、渋く甘い。後味に焼海苔の風味を感じる。
お茶を入れたがる娘さん(^_^) 一丁前に何度も湯冷ましし、お茶の葉も少しだけもらって入れてみる。親の姿を見て育っているだけあって、お茶は最後の一滴まで出すのが重要と知っている。急須を振って振って振りまくっている。全部茶わんには入らずテーブルを濡らすのみ(笑)
そんなテーブルを拭きつつ話は続く。「日本酒とお茶がちょっと違うとすれば、美味しく飲むために製造元と販売だけではなく、お茶を入れる人の手間が必要だということ。それだけに難しいかもしれません。先日はもとさかやさんと話していたんですよ。」
日本酒の次はお茶かな〜。私の趣味は拡大していく(笑) 私のお勧めは「煎茶 薫風 (1500円)」「熱湯玉露(1200円)」です。 さぁ皆さん、振って振って振りまくりましょう(笑)
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